
久々にWindows11を使っているとパソコンが高温になっていることが増えました。
そのため色々調べて見た結果が下の記事になります。
関連:CPUの適正温度は?高温になった時の確認方法や対処法について
Windowsパソコンの温度を調べる際、これまで無料ソフトを使っていましたが、簡単に温度を調べられることがわかりました。
実は既にパソコンのOS内に温度表示が隠されているのです。
そこで今回はパソコン(Windows11)のCPUの温度を簡単に調べる方法を紹介します。
※ウインドウズ10でも11でも同じ対応になります。
さらに詳しく
CPUの温度をモニタリングできるソフトです▼
[Windows11]パソコンのCPUの温度を簡単に調べる方法
Windows11(またはWindows10)には温度表示が隠されています。
その場所を見に行くことにより温度を簡単に調べることができます。
では手順を紹介します。

Windows11の下のWindowsアイコンを右クリックします。
すると一覧の中に「コンピュータの管理(G)」があるのでそれをクリックして下さい。
![[Windows11]コンピュータの管理](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-02.png)
コンピュータの管理が表示されたら、左のメニューの中から以下の順で>をクリックして下さい。
- パフォーマンス
- モニターツール
- パフォーマンスモニター
「パフォーマンスモニター」をクリック。
![[Windows11]パフォーマンスモニター](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-03-1.png)
パフォーマンスモニターが表示されました。
まだ何も表示されていませんが、この場所にPCの温度が表示されるようになります。
上にある「+」をクリック。
![[Windows11]パフォーマンスモニター・カウンターの追加](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-04.png)
カウンターの追加がクリックされました。
この左側「ローカルコンピューター」の下にアルファベット順に一覧が表示されている部分があります。
拡大したのが下の画面↓
![[Windows11]パフォーマンスモニター・カウンターの追加](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-05.png)
この一覧から「Thermal Zone Information」の右側をクリック。
和訳すると「熱エリアの情報」
![[Windows11]パフォーマンスモニター・カウンター温度の追加](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-06.png)
すると「Temperature(温度)」が表示されるので、それをクリックし右下の「追加(Add)」を押す。
![[Windows11]パフォーマンスモニター・カウンター温度の追加](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-07.png)
「追加されたカウンター(Added counters)」一覧に「Temperature(温度)」が追加されるので、それを確認したら「OK」ボタンを押して下さい。
![[Windows11]パフォーマンスモニターに「Temperature(温度)」が追加された](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-08.png)
パフォーマンスモニターの下の「表示」と書かれたところに、カウンター「Temperature」が追加されています。
![[Windows11]パフォーマンスモニターの温度グラフ、レポートを選択](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/cpu-ondo-kakunin-windows11-2.png)
(既に表示されていることもありますが)「グラフの種類の変更」アイコンから「レポート」を選択して下さい。
![[Windows11]パフォーマンスモニター「Temperature(温度)」にログデータを表示](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-09.png)
上の左から2番目にある「ログデータの表示」アイコンをクリック(上の画像を参照)。
![[Windows11]パフォーマンスモニターのプロパティ「グラフ」](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-10.png)
パフォーマンスモニターのプロパティが表示された「グラフ」タブをクリック。
- 「表示」:時間軸ラベルにチェック
- 「垂直スケール」:最大400と入力
最後に「OK」ボタンを押して下さい。
![[Windows11]パフォーマンスモニターに「Temperature(温度)」グラフ](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-11-1.png)
するとパフォーマンスモニターに「Temperature(温度)」がグラフで表示されました。
![[Windows11]パフォーマンスモニターに「Temperature(温度)」グラフの見方](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-12.png)
グラフの見方を確認します。このグラフを見ると300〜350の間にグラフの線が表示されています。
これはケルビンで表示されているからです。
日常使っている「摂氏単位」を知るには、このケルビンの温度から273を引いて下さい。
例えば上の場合の温度を調べてみます。下に最新321度、平均322度とあります。
- 平均322度-273=49度
つまりこのパソコンは平均49度であることがわかりました。
以上の方法でパソコンの温度を調べてみて下さいね。
![[Windows11]パフォーマンスモニターの温度グラフ(ケルビン)](https://itbenricho.jp/wp-content/uploads/2024/03/windows11-ondo-13.png)
ちなみにケルビンであることは先程のパフォーマンスモニターの「+」を押したところにある、「カウンターの追加」の説明に書かれていました。
下の「説明を表示する」にチェックを入れると「温度管理ゾーンの温度(ケルビン単位)」を書かれていました。
「ケルビン単位」から「摂氏単位」にするには273を引いてくださいね。
最後に

Windows11の温度モニターは、少し深い場所に隠されています。ケルビンなので273を引く必要がありますが、アプリ(ソフト)を入れなくても温度を調べられるのでおすすめです。
今回調べたときはパソコンの温度は49度でしたが、実際に使っていく中で熱くなっている時があります。
そういう時にこの方法でPCの温度を調べてみて下さいね。
もしケルビンがわかりにくいので使いにくいという方は、無料ソフト「Core Temp」をインストールして使ってみて下さい。