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CPUの適正温度は?高温になった時の確認方法や対処法について

CPUの適正温度は?高温になった時の確認方法や対処法について

普段はMacを使っていますが、たまにWindowsしかないソフト(アプリ)を使う時があるので、Windowsも並行して使っています。

久々にWindowsを立ち上げると、どうも動きが悪く、簡単なネットブラウジングや操作でも時間がかかってしまいます。

そんなことが一度だけなら良いのですが、Windowsを使う時は毎回起こるので、パソコンを触ってみると、毎回80度以上の高温になっていたのです。

「もしかしてCPUを冷却できていないのでは?」という仮説をたてて調べてみると、CPUの熱が冷ませていないのが原因でした。

そこで今回はCPUが熱くなってしまった時のトラブル確認方法や解決法をご紹介します。

 

CPUとは?

パソコンのCPU

なぜCPUが高温になるのか?について簡単に解説します。

CPUとは「Central Processing Unit」の略。通称「シーピーユー」と言います。人間の「脳」をイメージするとわかりやすいと思います。

CPUのスペックが高ければ、高いほど性能がよく処理速度が高くなります。サクサク動く感じですね。

ただしCPUの性能が高ければ、それだけで良いというわけではありません。

パソコンのメモリー

メモリー(メモリ)のスペックも高くないと、せっかくの高スペックCPUを発揮させることができません

例えば、料理の上手い人が広いキッチンで料理を作ると、同時にたくさんのことができるので、たくさんで豪華な料理ができます。

それに対し、料理の上手い人がせまいキッチンで料理をすると、同時に作ったり、アイデアを発揮できないというイメージをしてもらうとよくわかるかなと思います。

作業スペースが狭いということですね。

そのためCPUとメモリが両方性能が良ければ、高スペックパソコンということになります。

以上を踏まえて本題に入りますが、これまで普通に使えていたのに、急にパソコンの動きがもっさりしたり、途中で停止したりする場合は、インターネット環境の問題を除くと、CPUが原因である可能性が高くなります

CPUが高温になると、熱を冷ます必要があるので、CPU自身が処理速度を抑えるようになっていることから、動きが鈍くなったり、場合によってはPCが強制的に落ちてしまうこともあるのです。

 

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CPUの適正温度は?

CPUが高温になると、当然パソコン自体も熱くなります。

今回Windowsパソコンが高温になったことから、CPUの適正温度について調べてみましたが、適正温度についてはバラバラの解答でした。

複数調べてみると「30度〜60度」、「40度〜50度」、「60度まで」「80度まで大丈夫」など。

「80度以上」になると危険という解答が多いのですが、パソコン歴23年の僕の経験上、CPUは標準スペックハイスペックかによって温度に違いがあるように思います。

例えば、CPUがi3やセレロンなどでは70度〜90度が一般的なのに対し、i7やi9などのハイスペックPCだと負荷を与えた作業をすることから、90度を超えることもあります

要は「どの作業時にその温度か?」というのが重要です。

特にこれといったことはしていないのに90度あればそれは問題ですし、i7やi9などのCPUでパソコンに高い負荷をかけた状態の時に、90度以下であればそれは適正温度だと思います

例えば、パソコンで動画編集の書き出しなどは、レンダリングに負荷がかかるのですぐに高温になります。

そうなると、PCの動作がしなくなったり、最悪ストンとソフト(アプリ)落ちてしまうことが多発します。

パソコンの購入直後はこのようなことが起こりませんが、2年以上使っていくとこのようなことが起こりやすくなります(経験談)

CPUの負担を減らすために、メモリを増やすということも重要だと思います。

 

CPUの温度を確認する方法

CPUを確認するには、ソフトを使って測定する方法が一般的です。

直接パソコンを触ってみて、「これはやばい」と感じることもありますが、実際にCPUの温度を測ることで、直接的な原因がわかると思います。

ちなみに私は「Speccy」の無料版を使用しCPUの温度を調べました。Speccyは無料版と有料版がありますが、無料版(Free)の方でOKです。

他にもCPUの温度を測定するソフト「Core Temp」などがあるので、使いやすいものを選んで測ってみて下さい。

もしソフトを使っても60度前後であるのなら、それはまた別の問題であることがわかりますが、結果CPUが80度前後、またはそれ以上であるのなら、それが原因であることがはっきりと確認できます

ソフトを入れなくても簡単にPCの温度を調べる方法

最初は上のソフトを使っていましたが、ソフトを入れなくても簡単に温度を調べる方法がわかったので、下のブログ記事に追記しています。

関連CPU温度を簡単に確認する方法|Windows10・11パソコン

最近はこのソフトを使っています

ソフトを入れなくてもCPU温度を調べられますが、ケルビンで表示されるのでわかりにくいことから、最近は「Core Temp」を使っています

関連Core Tempのインストール方法・使い方・注意点

 

CPUが高温になった時の対処法

デスクトップパソコンのマザーボード(CPUやメモリーなど)

CPUをソフトで測定した結果、高温だった場合は平常に戻す必要があります。

パソコンの購入直後はそれほど問題なく、何年後かにCPUが高温になっているのであれば、パソコンの冷却ファンが発揮されていない可能性が高いです。

デスクトップパソコンなら、一度中を掃除することをおすすめします。結構ホコリだらけになっていることが多いですよ。

ノートパソコンの場合は、中の掃除ができるのであれば掃除をし、もしできないタイプであれば、ノートPCの外側から冷却するしかありません

例えば、涼しい場所でパソコンを使うとか(これは経験上、あまり効果がありませんが…)、パソコン自体を冷やすための工夫が必要になります。

パソコンの中を取り外せる場合

ノートパソコンを取り外し掃除をしている

  • CPUや冷却ファン周辺のゴミやホコリを取り除き、綺麗に掃除する

ちなみに私の場合は、デスクトップパソコンだったことから、パソコンを開けて掃除することで、CPUの光熱を平熱に戻すことができました

この時に使ったのがエアダスターというスプレーで、ほこりを取り除くのと同時に冷却してくれるスプレーです。冷たくなるので、あわせて温度を下げる効果もありますよ。

エアダスターってこんな商品です▼

以前から掃除しないといけないなと感じていたので、もっと早くしてれば良かったかもしれませんね(苦笑)。

パソコンの中を取り外せない場合

  • 涼しい場所に移動する
  • 部屋の室温を下げる
  • パソコンが濡れない程度の冷却をする
  • 直接パソコンに扇風機などをかける

パソコンは濡れしまうと壊れるので、濡れない程度で冷却をして下さい。

よくサーバールームの部屋は年中クーラーがかかっていますよね。そういうイメージになります。

外側からPCを冷やすには扇風機か冷房ぐらいになりそうです。

 

色々試してもCPUが高温の場合は?

色々とCPUの温度を下げる方法を書いてきましたが、それでも高温が続くのであれば、CPUが壊れているか、または壊れかけている可能性があります。

デスクトップならCPUの交換ができますが、マザーボードに対応している必要があるので、自力で交換するのは難しいかもしれません。

CPUの買い替えができて、すぐに交換できそうなら自力で交換しましょう。

経験上、何年か経っているデスクトップなら、マザーボードと新しいCPUがあわず、結果的にPCの買い替えになっていることが多いです。

ノートパソコンなら買い替えになることが多いですね。最近のノートパソコンは安いので、今かろうじて動いている間に買い替えを検討することをおすすめします。

試行錯誤するのが苦でなければ色々と試してみて下さい。最終手段はパソコンの買い替えになります。

関連CPU温度を簡単に確認する方法|Windows10・11パソコン

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