Windows10/Windows11パソコンのCPU温度が高くなって日々困っています。
これまでWindowsに最初からインストールされている「温度モニター」で温度を確認していましたが、ケルビンで表示されるので使いづらいと感じていました。
そこで日本の「摂氏」で表示されるソフト「Core Temp」をインストール。
CPUのコアごとに温度が表示され、日本語化できるので、とてもわかりやすくて気に入っています。
「Core Temp」のインストール方法や使い方、そして一つだけ注意点があるので、あわせてご紹介します。
Core Tempのインストール方法
まず最初に「Core Temp」公式サイトにアクセスし、バージョンの下の「Download」を押しましょう(上の画像のDownloadの場所)。
するとブラウザ左下に「Core-Temp-setup.exe」が表示されるので、フォルダを開きます。
exeファイル「Core-Temp-setup.exe」をクリックするとインストールが始まります。
もしブラウザ左下にダウンロードされた「Core-Temp-setup.exe」がない場合は、デスクトップ「PC」を開くと、左のメニューに「↓ダウンロード」というのがあるので、そこから「Core-Temp-setup.exe」を見つけてクリックして下さい。
言語設定が出てくるので「English(英語)」を選びましょう。この時点では4ヶ国語しかありませんでした。
日本語にするには後で設定できます。ここはとりあえず「English(英語)」にして下さい。
「Core Tempセットアップウィザードにようこそ」と出るので「Next」をクリック。
ライセンス認証をします。「I accept the agreement」にチェックを入れ、「Next」をクリック。
インストール先を決めます。
C:のプログラムファイルで良いと思うので、そのまま「Next」をクリックして下さい。
ここで「Core Temp」インストールで唯一の重要ポイント「追加タスク」があります。
デフォルトでチェックが3つ入っています。
- Create a desktop shortcut:デスクトップにショートカットアイコンを作る方はチェック
- build your kigdom with goodgame empire. start the game from the icon on your desktop.:「kigdom with goodgame empire」というゲームをインストールして、デスクトップアイコンからゲームをスタート
- Install additional language packs:追加言語パックのインストール(日本語化)
頻繁にCPU温度をチェックする方は「1」にチェック、言語を日本語にしたい方は「3」にチェックして下さい。
「2」はチェックを外しましょう。詳しくは下の「注意点」で書いています。
最後に「Install」ボタンを押して下さい。
インフォメーションが出たら「Next」をクリック。
ここで「View Readme.txt」「Launch Core Temp」にチェックが入っています。
- View Readme.txt:「Readme.txt」を読む方はチェック
- Launch Core Temp:すぐに「Core Temp」を始める方はチェック
「Readme.txt」は特に読まなくても良いかなと思います。インストールが完了したら「Finish」ボタンをクリックして下さい。
以上でインストール方法は終了です。
Core Tempの注意点
先程インストールのところで、「Core Temp」インストールで唯一の重要ポイント「追加タスク」について書きました。
この中の「build your kigdom with goodgame empire. start the game from the icon on your desktop」というところが、最初からチェックが入っています。
このチェックを絶対に外しましょう(上の画像にある赤い枠のところのチェックボックスを外すこと)。
もしチェックを外さなかった場合、「kigdom with goodgame empire」というゲームが自動的にWindowsにインストールされてしまいます。
これを知らずにチェックしてしまうと、まるでウイルスが入ったかのような誤解をしていまうので注意して下さい。
必ずチェックボックスのチェックを外しましょう。
Core Tempの使い方
「Core Temp」の使い方は、最初だけは自動的に立ち上がります。
2回目からは「Core Temp」アイコンをダブルクリックして下さい。
画面を見ると、「コア」「スレッド」「モデル」「ソケット」「リビジョン」などが日本語化されているのがわかります。
(インストール時の3番目にチェックを入れると日本語化される。)
画面上の「プロセッサ情報」のモデルやCPUにはパソコンのスペックなどが表示されています。
例えばこのパソコンの場合はCPUはCore i7の4コア8スレッドであることがわかります。
この中で見るところは、画面下のプロセッサ「温度の読み取り」のところです。
私のパソコンは4コアなので、4つのコア(#0、#1、#2、#3)が表示されていることがわかります。
- コア#0:71℃(最小64℃、最大74℃、不可22%)
- コア#1:73℃(最小62℃、最大74℃、不可51%)
- コア#2:73℃(最小65℃、最大78℃、不可28%)
- コア#3:76℃(最小63℃、最大77℃、不可30%)
#0は71℃、#1は73℃のように、それぞれのコアの温度が表示されています。
「最小」はこれまでで最も低いCPUの温度で、「最大」はこれまでで最も高いCPU温度が表示されています。
例えば私のPCのCPUは特に何もしていないのに、コア#2は最大78℃、コア#3は最大77℃あることがわかりました。
これからパソコンで作業していくとあっという間に、CPU温度が80度を超えていくことを確認できましたよ(苦笑)。
以上のような使い方で、パソコンのCPU温度を確認して下さい。
さらに詳しくCPU温度を確認したい方は「ツール」→「システム情報」からでも詳細を見ることができます。
関連(ケルビンで表示される):CPU温度を簡単に確認する方法|Windows10・11パソコン