M1(Apple Silicon)を搭載した2021年版iMacを発表しました。
ここまでは予想通りでしたが、なんと2021年版は7色カラーで発売されました。
初期のiMacで見られたカラーですね。これは欲しい!
2021年iMacは、形や大きさ(サイズ)、色、スペックが大幅に変更されています。
気になるiMac(2021年製)のは2020年とはどう異なるのかについてスペック・サイズなどから比較してみました。
最新のiMac
iMacが2024年秋にさらに進化しました。新型iMacについて詳しくは下の記事を読んで下さい▼
iMac24インチ(2021年と2020年)を比較
iMacRetina 4.5K, 24-inch, 2021 | iMacRetina 5K, 27-inch, 2020 | |
プロセッサ・CPU |
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メモリ | 8GBユニファイドメモリ(オプション:16GBに変更可能) | 8GB 2667MHz DDR4(16GB/32GB/64GB/128GB) |
ストレージ | SSD: 256GB, 512GB(オプション1TB、2TBに変更可能) SSD: 256GB(オプション512GB、1TBに変更可能) |
256GB SSD/512GB SSD(1/2TB SSD/1/2/4/8TB SSD) |
ディスプレイ |
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ディスプレイカラー |
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マウス |
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キーボード |
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FaceTime HDカメラ | 1080p(M1と連携) | 1080p |
メモリ増設 | 購入後はメモリ増設が不可 | 購入後でもメモリ増設は可能 |
表で比較すると以上のようになります。
iMac2021年製はCPU(チップ)、ディスプレイ、キーボードなど見た目と性能両面から大幅に変更されました。
iMac24インチ(2021)のプロセッサCPUは高性能Apple M1チップを採用
MacBook ProやMacBook Airなどで高性能であることが証明されたApple M1チップをiMac(2021)にも満を持して採用しています。
残念ながら新しいCPU、M1Xチップではありませんでしたが、それでも嬉しい変更です。
特にiMacの場合、動画編集をする方が多いと思いますが、このApple M1チップだと、編集後のレンダリングや書き出しなどの時間が大幅に短縮されます。
4Kなど高解像度の動画編集を行う場合、待たされる時間というのがこれまでは必ずあったのですが、このApple M1チップになってから信じられないほどの速さで処理してくれます。
デスクトップ型のパソコンを探しているユーチューバーには、iMac(2021)は買い替え必須ですね。
と、M1チップのメリットばかり書いてきましたが、一つだけデメリットを紹介。
それはこれまで購入後のメモリ増設が可能だったiMacですが、iMac2021はM1チップとメモリが統合されているため、購入後のメモリ増設ができないというデメリットがあります。
メモリ増設をしたい方は、購入する注文時の「メモリ選択」で増設して下さい。
ストレージは引き続きSSDが標準に
iMac(2020)からFusion Drive(フュージョンドライブ)がなくなり、SSDが標準になりました。
割高感があるのですが、SSDはメモリを最大限に活かしてくれるので、この流れは当然。
上位モデルは256GB, 512GBから選べますが、ここは絶対にオプションで1TBまたは2TBに変更しましょう。
個人的には2TBがおすすめですが、価格が30万円以上になるので、ここは予算との兼ね合いになります。
iMac(2021)はディスプレイがさらに薄くなり24インチサイズ一択に!27インチ・21インチは終了
ディスプレイは2020年までは27インチと21インチから選べましたが、2021年製のiMacは24インチだけになっています。
正面からはアップルマークが消えた以外、見た目はさほど変わりませんが、横から見たらかなり更に薄くなっています。
iMac24インチ(2021)ディスプレイカラーがシルバー1色から7色に変更!
いつかは来るだろうと思っていましたが、2021年製で7色カラーになり好きな色を選べるようになりました。
昔のiMacであったあのりんごマークに使われていたカラーです。
iMac(2021)は上位機種と下位機種があります。
8コアGPUモデルはブルー・グリーン・ピンク・シルバー・イエロー・オレンジ・パープルの7色から選べますが、7コアGPUモデルはブルー・グリーン・ピンク・シルバーの4色のみになっています。
初期iMacタンジェリンを持っていた僕としては、これは欲しい!ってワクワクしました。
5月30日現在、iMacの色の中でブルーが人気だということがわかりました。
iMac24インチ(2021)6スピーカー搭載
これまでiMacにスピーカーはなく、ヘッドフォンやイヤフォンを使って音を聞いていましたが、iMac(2021)は6スピーカーが採用
低音域と中高音域をクリアにしたスピーカーです。これまでのMacの中でも最高のスピーカーだそうです。
iMac24インチ(2021)マジックキーボードにTouch ID搭載
Touch ID搭載が搭載されたマジックキーボードになります(画像の右上の○ボタンがTouch ID)。テンキー付きもオプションであります。
Touch IDとはいわゆる指紋認証で切り替えられるキーボードです。これで勝手に触られることがなくなりますね。
ウチも知らない間に子供に使われていて大変でした。職場でもTouch ID搭載はセキュリティの向上になります。
iPhoneやiPadなどiOSのアプリを起動できる
iPhoneのアプリをiMacで使えるなんてすごくないですか?
その都度、iPhoneを触っていましたが、その必要がなくなることでiMacだけ完了できることが増えて大助かりです。
iMac24インチ(2021)ディスプレイ背後の電源ケーブルが磁石で簡単に取り付けられるタイプに変更
僕はiMacの場所を移動させて使うことがありますが、この時に電源を挿すところが挿しづらさがありました。
これが磁石タイプになるので、簡単取り付けができるようになります。
まとめ・感想
2020年までのiMacはマイナーチェンジを繰り返して来ていましたが、2021年に大幅に変更されたメジャーアップデートとなりました。
27インチより小さくなったので、使いやすさが心配という方もいるかと思いますが、27インチを使っている僕からすると、24インチが丁度良いサイズだと思います。
27インチでも結局大きな画面を2つ横に並べられないので、幅が余っている状態になります。
どうしても編集画面を横並びしたい方はダブルモニターの方がおすすめです。
そういう意味では24インチは使いやすい大きさだと思うので、iMac(2021)は良い点が集まったパソコンだと感じました。
7色カラー、M1チップ、Touch ID搭マジックキーボードなど、このタイミングで買い替えができる方は本当に羨ましいです。
ストレージは必ず1TBまたは2TBに変更してくださいね。
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