iPhoneやiPad, iPod touchなどのiOSはMacパソコンと連動しているので、一つの変更で他の箇所に影響を及ぼすことがあります。
今回もその一つで、iOS側でApp Storeのパスワードを変更したことにより、MacパソコンのApp Storeがログインできなくなりました。
色々と調べてみましたが、あまり解決策が載っていません。
時間がかかりましたが、何とかMacのApp Storeでもログインすることができました。
忘備録を兼ねて、MacのApp Storeがログインできない場合についての解決策を紹介します。
App StoreのIDがグレイ表示されている場合
iOSでApple IDを変更した時に、IDのメールアドレスはそのままで、パスワードだけ変更しました。
その後、MacでApp Storeのアップデート表示が出ていたので、アップデートしようとパスワードを入力するとログインできません。
この時にIDのメールアドレスはグレイ(薄い灰色)で表示されていました。
この場合、以前のアカウントをMacが引きずっている可能性があるということがわかり、一度App Storeをログアウトしてみることにしました。
場所はApp Storeを立ち上げた状態で、[Store]→[サインアウト]をするとログイン前に戻ります。
すると先ほどまでグレイで表示されていたIDを消すことに成功しました。
これで以前のアカウントを引きずらない状態に戻ったので、新しいIDとパスワードでログインしてみます。
ログイン時の確認(認証)コードの入力にコツがいる
Macはセキュリティの関係で、最初のログイン時にIDとパスワード以外に「確認コード(認証コード)」を入力する必要があります(2段階設定)。
例えば私の場合、その確認コードはipadやiPhoneに2段階認証の番号が出るようにしています。
その番号をメモってApp Storeにログインするのですが、なぜかIDとパスワードを入力しても、そのあとに確認コードを入れるボックスが出てきません。
なぜだ???
実はここから解決するまでに1ヶ月ほどかかりました。何度調べても解決策が載っていないからです。
この時は「まだ以前のアカウントを引きずっているから?」と疑ったものです。
そして暫く諦めて放置していましたが、OSのアップデートなども出てきてセキュリティ的に急がなければならないと思い、もう一度チャレンジすることにしたのです。
エラーで赤で表示されている文字を丁寧に読み直すとハッキリと書かれていました。
サインインにはApple ID確認コードが必要です。
パスワードを入力し、その後に続けて他のデバイスに表示されている確認コードを入力して下さい。
上の赤く書いた部分が重要。なんとパスワードに続けて確認コードを入力することがわかったのです。知らなかった……
自分の中でもう一つ確認コード用のボックスが出てくるものだろうと勝手に思い込んでいたので、ちゃんと文章を読んでいませんでした(苦笑)。
▲パスワードの直後に確認コードを入力することで、やっとサインインができ、Macのアップデートができました。
最後に
- IDがグレイ表示されているので一度サインアウトする
- パスワード欄に「パスワード」と「確認(認証)コード」を続けて入力
先入観とは怖いもので、別ウインドウで確認コードの入力画面が出るものだろうと思い込んでいたので、こんなことになりました。
意外と文章を最後まで読んでいないことがわかり反省……。
もし同様の件でApp Storeがログインできずに困っているという方はぜひ試してみてください。