今回は新型iMac27インチ2020年製と2019年製を比較してみました。
スペック・性能はどう変わったのか?について紹介します。
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iMac27インチ(2020年と2019年)を比較
iMacRetina 5K, 27-inch, 2020 | iMacRetina 5K, 27-inch, 2019 | |
プロセッサ・CPU |
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メモリ | 8GB 2667MHz DDR4(16GB/32GB/64GB/128GB) | 8GB 2667MHz DDR4(16GB/32GB/64GB/128GB) |
ストレージ | 256GB SSD/512GB SSD(1/2TB SSD/1/2/4/8TB SSD) | 1TB/2TB Fusion Drive(2TB/3TB Fusion Drive, 256GB/512GB/1TB/2TB SSD) |
グラフィックス |
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ディズプレイ |
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標準ガラス |
マウス |
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キーボード |
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FaceTime HDカメラ | 1080p | 720p |
表で比較すると以上のようになります。
iMac27インチの見た目、マウス、キーボードなどは変わりません。変わったのは中身の性能です。
プロセッサCPUはインテルの第10世代になる
iMac2020年製のプロセッサは、インテル製のCPU第10世代になりました。2019年では第8世代だったので、この部分は大きく処理能力がアップしています。
基本はi5やi7ですが、上位モデルのみオプションでi9にすることができます。
10コアのi9はプラス4万円かかりますが、4Kや8Kの映像編集をされる方はi9は必須です。
ストレージはSSDが標準になった
これまでのiMacのストレージ(記憶媒体)と言えばFusion Drive(フュージョンドライブ)が標準でしたが、ついにSSDが標準になっています。
Fusion Drive(フュージョンドライブ)はHDDとSSDをその時によって使い分けるものですが、2020年製より処理能力がより高いSSD一択となっています。
速いのはSSDですが価格が高いので、これまで仕方なくFusion Drive(フュージョンドライブ)を選択してきた方も多いと思いますが、もうその選択肢は無くなりました。
ただSSDの256GBや512GBは容量が少ないかなと思います。最低でも1TB、できれば2TBは欲しいですね(そうなると価格が跳ね上がってしまいすが…)。
ディスプレイが標準ガラス以外にNano-textureガラスにも対応
これまでiMacのディスプレイは標準ガラス一択でしたが、2020年製からはオプションでNano-textureガラスにも対応しています。
FaceTime HDカメラが1080pに変更
iMacのフロント画面の上にあるFaceTime HDカメラがフルハイビジョンの1080pに対応しています。
これまでは普通のハイビジョン720pでしたが、最近リモートワークも増えているので、高画質なのは嬉しいですね。
メモリは前モデルと同じ
メモリは8GBが標準。オプションで16GB/32GB/64GB/128GBに変更できますが、2019年製と同じ本体なので、僕のように後から簡単に追加できます。
後からメモリを追加したいと考えている方は、下の記事をあわせて読んで見て下さい▼
関連:iMac(Retina 5K 27インチ 2019・2020)のメモリ増設方法と注意点
噂のAppleシリコンや本体変更は無し
iMacと言えば2020年になってから、インテルベースからAppleシリコンに移行されるということが報道されましたが、今回のiMac27インチ(2020)では以前と同じインテル製を採用しています。
Appleシリコンは先延ばしされ、2020年後半から発売される製品、例えばMacBook Proなどからスタートするものと思われます。
その他の噂で、2020年製の新しいiMacから本体が大きく変更されるような報道もありましたが、結果的にこれまでと同じiMacとなっています。
変わったのは中身の性能のみということになりました。iMac27インチ(2021)からガラッと変わるのかもしれません。