hostsファイルの書き換えをする方法については、サーバーの移転を行っている時に必要になります。
新しいサーバーにファイルを転送後、「hostsファイル」を書き換えることで新しいサーバーでもきちんとファイルが移動できたかを確認することができます。
ネームサーバを変更する前にチェック出来るので便利ですよ。先にサーバ移動できたかを確認できます。
Windows10/11の場合や歴代Windows OSの方法もあわせて紹介します。
Windows10/11でhostsファイルを書き換える方法
「スタート」→「Windowsアクセサリ」のフォルダ内に「メモ帳」があります。
(Windows11の場合は、下のバーになるWindowsマーク(4つの□のマーク)を押すと、アプリ一覧が立ち上がります。その中に「メモ帳」があります。以下は同じ設定です)
もし「メモ帳」が見つからなかったら、検索で「メモ帳」と入力して下さい。
見つけたら「メモ帳」を右クリックして下さい。
右クリックすると「スタートにピン留めする」の下に「その他」があります。
ここをクリックすると「管理者として実行」とあるので、それをクリックしてください。
すると「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞いてくるので、「はい」を押します。
すると管理者権限のあるメモ帳が立ち上がります。
メモ帳のファイル「開く」を押し、上の赤く囲んだ場所に「 C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」をコピー&ペーストしましょう。
すると「検索条件に一致する項目はありません」と出ます。
何も表示されていない状態で右下の「テキスト文書(.txt)」の箇所を 「すべてのファイル」に変更すると、ファイルが表示されます。
すると一番上に「hostsファイル」が表示されたので、「hosts」をクリックして立ち上げます
「hosts」のファイルが開いたら、一番下に「IPアドレス+半角スペース+ドメイン名」を入力し、上書き保存をすれば出来上がりです。
IPアドレスとは、移行するサーバーのIPアドレスのことです。
移行先サーバーにログインして、「サーバーパネル」内の「サーバー情報」にある数字がIPアドレスになります。
歴代Windowのhostsファイルの場所
以下に各Windowのhostsファイルの場所を載せています。
Windows10は7やVisita、XPと同じ場所になります。参照してください。
- Windows 11/10/7/Vista/XP
C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts
- Windows 2000
C:\WINNT\system32\drivers\etc\hosts
- Windows 95/98/Me
C:\Windows\hosts
「hostsファイル」を開けない時は、「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」までをコピー&ペーストし、表示された「hostsファイル」を開き編集しましょう。
最後に
新しいサーバーは自分だけしか見れないので安心です。
ブログやホームページのサーバを移転しhostsファイルを書き換えした後に、全画面以前と同じように表示されるか確認してください。
そして、 問題なければ、上と同じ方法でhostsファイルを表示し、一番下の「IPアドレス+半角スペース+ドメイン名」を削除し、上書き保存すれば元に戻ります。
Windows XPなどは上の1-2の設定の必要が無いので簡単ですが、Windows10/11は上のように管理者として設定しないと、上書きで出来ないので要注意です。
私は以上の方法でサーバーの移転に成功しました。下の記事はシックスコア(現在のエックスサーバービジネス)への移転ですが、他のサーバの方でも参考になるかと思います。
つまずいた箇所をたくさん紹介しているので、あわせて読んでみてください▼