image: Apple TV App
Appleのスペシャルイベント「It's Showtime」が行われ、Apple TV アプリ(App)をバージョンアップし、色々な動画配信サービスを統合できる「Apple TV channels」を発表しました。
動画配信サービス大好きユーザーにとっては気になる内容ですね。全て動画配信や衛星放送などのストリーミングアプリが統一され、一つのアプリで見られるそうです。
今回発表された「Apple TV channels」の内容についてわかる範囲で紹介します。
Apple TV channelsの特徴
これまでは見たい番組やジャンルによってアプリを使い分けてきました。例えばドラマ見たい時はHulu、Amazonプライムビデオ、サッカーやテニスを見たいときはDAZNなど。
Appleはその都度別アプリを起動させることをやめたいという考えから、動画配信サービスなどを総合したのが「Apple TV channels」です。
- 自分が欲しい作品だけ支払う:購入かレンタル
- アプリは「Apple TV App」を使用
- 150以上の動画配信アプリ(ストリーミング)を一つのアプリで利用できる
- オンデマンドで広告フリー:有料サービス
- オンラインでもオフラインでも見られる
- 最高の画質と音質
- ファミリーシェアリングできる
- 使用可能なデバイス:iPhone、iPad Apple TV、Mac、VIZIO、Samsung、LG、ソニー(スマートTV)、Amazon Fire TV Stick、Roku
一つのアプリ「Apple TV App」だけで管理できるので、パスワードは一つだけというのは便利です。
動画配信サービスの場合は、テレビで見る時は最高画質で見たいもの。また、外出時にスマホで見る時にはオフラインで見たいもの。
これらのサービスが実現できたりと、かゆいところに手が届くのが「Apple TV channels」の特徴と言えます。
ファミリーシェアリングとはおそらく、同じアカウントで同時視聴が可能なのかなと。まぁこれは後進組なので他社のいいとこ取りのようにも見えますが。
ここまで見ると統一された一つのアプリで見られる以外、他社の動画配信サービス、特に日本のサービス、例えばU-NEXTなどと似ていますね。どうもピンとこないです。
使用可能なデバイス
Apple製品のiPhone、iPad Apple TV、Mac以外に、VIZIO、Samsung、LG、ソニー(スマートTV)、Amazon Fire TV Stick、Rokuでも使えるそうです。
我が家はiPhoneやMac、Amazon Fire TV Stick経由になりそうです。
感想
「Apple TV channels」は動画配信(VOD)や衛星放送の映画やドラマ、娯楽、ニュース、スポーツなどを検索し視聴できる総合アプリという感じですね。
「Apple TV channels」の最大の特徴なのはCATV(ケーブルテレビ)などの衛星放送もApple TV Appで管理できるという点です。
HBO、Showtime、StarzなどのCATVチャンネルをApple TVアプリから見られるサービスが面白いと思いますが、「日本のCATVやBS、CSなどの衛星放送は実現できるのかな?」という疑問もあります。
日本以外で見ると既にApple TVで先行サービスされていることから想像はできるのですが、日本の場合は、日本独特のサービスがあり、いまだに衛星放送をストリーミングとして配信していない会社もあります。
全てが統一するのは難しいのかなと見ていますが、どうでしょうね?
2019年5月よりApple TVアプリが使えるようになるのは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、ノルウェー、スウェーデン。
将来的には「Apple TV channels」は100ヵ国以上で使えるようになるそうです。
後は月額料金や具体的な内容が出てきて初めて、これは使ってみたいサービスとなりそうな気がします。